2018年2月7日水曜日

We were here tooをクリアした。

二人謎解きCoopゲームといったら何が有名だろうか。人によって思い浮かべるゲームは様々だろうが、今回クリアしたゲームはそんな二人謎解きCoopゲームの一つだ。

初めに断っておくが、Free to playでSteamにて公開されている前作『We were here』の続編であるが前作は未プレイである。

このゲームはどんなゲームかと言えば中学生が好きそうなしょうもない謎解き要素を淡々とこなしていくものである。脱出ゲームのエッセンスに近いだろうか。

身も蓋もないない話だが、謎解き自体は単純だ。謎がとけない詰んだという残念な人はきっと大切な要素を見過ごしている。
 

ただ本作の特徴の一つである、Ingame voicechatがその単純な謎解きを複雑なものにする。その部分に難しさを覚えているならそこはそうだろう。

同時に二人が話すことができないトランシーバーを使用するボイスチャットを介して情報のやり取りをしなければならないため、謎解きに必要な情報を集めることに大変苦労する。

そもそもどんな情報が謎解きに必要なのか、お互いの状態はどのようなものなのかを正確に説明することは非常に困難だった。

状況を正確に認知する能力や説明するための語彙力はもちろんそうなのだがそれ以上に、この意味深なオブジェクトは謎解きに使いそうだというゲーム的センスが重要になるだろう。

ところでこのゲームは気心知れた友人とプレイすることをお勧めする。非対称ゲームであるため、謎を解く鍵に気が付けないと片方のプレイヤーは何もできない。そんな時軽口を言える間柄でないときっと挫折してしまう気がする。


最後になるが、エンディングは複数ある。

Steamの実績が100%コンプリートまで頑張ろう。



2018年2月6日火曜日

FCM50tがショップから消えるらしい

僕の愛した教官たる戦車 FCM50tがショップから取り除かれるらしい。

以前からWGは優遇という制度について良く思っておらず、Jagt88が消えたようなこともあった。FCMも当時から噂はあったものの、なんとか今日まで永らえてきたがとうとう役目を終えるらしい。

FCM50tはTier8重戦車でありながら、相当程度の装甲を持っておらず特殊な立ち位置だった。

広い視認範囲と低い隠蔽。
大きな車体と高い機動力。
低い単発火力に高いDPM。

こうして列挙して見るとなんとも使いにくい印象を持つだろうし、実際扱うのは大変だ。

この戦車は

ある時は人数有利を積極的に作りに行き、不利な戦場からはいち早く後退し、またある時は視界を取り、ある時は狙撃してDPMを吐く必要がある。

それ中戦車じゃんと言われるがまさしくそうなのだ。しかも、ソ連系中戦車のようなハルダウンは苦手なため、臨機応変に立ち回る必要がある。

ところでDPMが高いと言ったが、このゲームではDPMを発揮するにはテクニックが必要だ。

むしろ毎度毎度DPMをしっかりと吐ければもうそれはゲームクリアといってもよいレベルである。

何故かといえば話は簡単で、

①撃てるということは撃たれる可能性があるということである。その前提を踏まえた上で、相手の反撃を受けないような位置からダメージをだせる

②ひとつの場所から撃てる敵は限定的であり、真にDPMを発揮するためには目の前の敵を対処しつつ、次にどの敵をどの場所から撃てるかを把握している

③強力なポジションであっても、味方の援護が無ければラッシュされ死んでしまうため、適度にカバーを受けているポジションである

という要素を満たしていなければならない。

もちろん偶然相手が自分を狙わないだとか、ラッシュをしないという場合はあるだろう。しかし、どのようなMAPで戦況がどのように推移してくかを見極める能力(私はこの能力がWoTのユニカムたる資質だと考えている)が必要なのだ。

話が多少それたが、この戦車が求める能力というものはWoTがうまくなるために必要不可欠な感覚そのものなのだ。

そしてそれがTier8優遇というある種の箱庭で練習できた。

そんな教官が引退されるということなのだ。



まあ確かに後ろから出てきたのを撃ってお茶を濁せるだけの単発もなければ頭も固くない。けれどユニカム御用達と言われるだけの要素がこいつにはあった。

そんな戦車が消えるということは、そういった資質が今後必要なものではなくなるというサインなのかもしれないね。悲しい。