2017年1月10日火曜日

ここで今一度自走砲について考えてみる。

自走砲という単語を聞くだけで顔をしかめる戦車兵も多いように感じるが、ここで今一度その存在について考えてみようという試み。 もちろん今現在所属するクランの公式見解でもなんでもないただの1プレイヤーの戯言であることは念頭においてください。 自走砲は、後方から支援砲撃する車種でありその他の車種とはその性質がはるかに異なります。 特徴 1.大口径榴弾を射撃可能 自走砲は同格戦車と比べて、強力な単発火力を誇ります。貫通すれば一撃で撃破することも可能です。 また、戦車によってはHE弾だけでなく、AP弾も射撃可能です。 2.描画範囲の外でも関係なく射撃可能 これも大きな特徴で、他の車種は描画範囲という距離の中での射撃を実質的に縛られているなかで、関係なく射撃可能です。 3.射線の通り方が他の車種とは大きく異なる 高弾道とか低弾道とかの差はあれど、山なり弾道である。これによりハルダウンや稜線による射線の限定が難しくなる。 4.HPが少ない 自走砲はHPが非常に少ない。 優等などの与ダメージが関与する指標は、自走砲が多いと相対的に数値がでにくくなる。 5.自分では目取りや戦線の構築などは一切できない 一切は言い過ぎかもしれませんが、ほぼできませんし、期待する人もいないでしょう と自分が思いつく限りの特徴を挙げてみました。 WoTにおいて、自走砲がなぜ悪だと一般に捉えられているかを考えてみると 自分からは予期し得ないタイミングで、フルヘルスから撃破される可能性があり、かつ、稜線によっては基本的に射線を切れない。 というランダム性からだと思われます。 確かに、目の前の戦車とハルダウン等を駆使し必死に撃ち合っているのに、いきなり自走砲に撃たれ死んだりすればだれだってイライラします。 当たるほうが悪いというのは簡単ですが、どこを狙っているのかすらわからない自走砲の射線を意識しながら自走砲以外の戦車と撃ち合うとなると、撃ち合う場所は限定されてしまうように思います。 その結果戦闘は膠着し、戦車同士の撃ち合いから、自走砲の焼き合いというWoTからはかけ離れたゲームになってしまうマッチングも少なくありません。 また、自走砲は基本的に射撃にリスクを負いません。それも大きな問題に思います。 例えばFV4005やFV215B183も撃っている弾種や単発ダメージは、自走砲と大差ありません。 しかし、彼らがダメージを取るためには、敵戦車に対し射線を通した上で発砲し、発見されるリスクを負います。 もし発見されれば、甚大なる被害がでるでしょう。 しかし、自走砲は描画範囲や稜線により射線が遮られないために、彼らよりも安全な場所から射撃できます。 唯一であろう安全な場所から射撃する自走砲が負うリスクとして、曳光を見られたことによるカウンター自走が考えられますが、自走砲に対するアンチが自走砲なんて全く笑えない冗談です。 しかし、自走砲が不必要だとは考えていません。 WoTが待ち有利なゲームである以上、キャンプに対する回答として自走砲は非常にわかりやすく、かつ、効果的です。 クランウォーズにおける自走砲の役割は、ランダムでのそれよりもはるかに健全で、より、WoT的です。 というわけで WoTにおける自走砲をより、公平で、健全なものにするために 自走砲からダメージディーラーとしての側面を剥ぐこと。 自走砲の射撃に何かリスクを与える。 自走砲のマッチング枚数の変更。 これらが有効なのではないかと考えています。 一つ目のダメージディーラーとしての側面ですが、 自走砲は単発火力が高すぎます。ノーリスクでポチッとクリックした結果、ワンパンなんてつまらないにも程があります。 よって、火力の削減をすべきです。 これは一つの考えですが、Tier 8...