2018年5月18日金曜日

DP-X1AとRose BR5 Mk2とバランスケーブル

ちょっとお金に余裕ができたこと、車のない糞田舎でやることがないこと。

この2点が響いて私のポータブルオーディオ関係は大幅にアップデートされた。

以前はFiioのX3初代にTF10で音楽を聞いていた。

ところが、DAPの世代交代による相対的な性能低下が若干気になりだし、TF10以外のイヤホンにも手を出してみたい欲が糞田舎でムクムクと成長し、気がついたら買っていた。

まずDAPの話をする。

FiioX3は現在に続くDAP市場の先駆け的存在だった。当時存在したAKシリーズに対して安価かつ高機能であったX3は一定の需要で持って受け入れられたように思う。

しかし、時代の変化によりバランス出力がないことやUIの糞さ、そもそも音がそこまで良くないなど不満がでてくる。

今回買ったDP-X1Aや5万円かそこらで買えるDAPの中では最も優等生なんじゃないだろうか。

AK70らと比較されることが多いが、スマホからDAPを操作したいとかそういう観点を度外視して音楽だけ楽しみたいならこいつがいいと思う。

DAPにしてはでかいし角ばってるし、バッテリー持ちも最悪だが音はいい。

出力は2.5mmバランスと3.5mmのアンバランス。

4.4mmのバランス出力とどっちが主流に成るのかしらんがまあそんなにDAPを買い換えるわけじゃないから気にしない。

MicroSDのスロットは2つ。

自分は64GB一枚と部屋に転がってた32GBを一枚さしている。

内蔵ストレージが64GBだった気がするのでそこそこの容量がある。足りないと感じたら足せばいいだけだ。

Androidが乗っているのでAmazon unlimitedとかでストリーミングできる。

そんなもんかな?実際DAPらしくいろいろ設定があるにはあるが、個人の趣味嗜好によるところも多いし調べるのも面倒だから割愛してしまう。


Rose BR5 Mk2ちゃん


TF10は今でも大好きなイヤホンだ。

横に広い音場と聞いていて楽しいサウンド。今後も嫌いになることはないだろう。

そんなTF10の個性は光り続ける一方、スペックは時代の変遷と共に埋没している。

当時は3BAでも多かったが、今は頭のわるいドライバ数のイヤホンもあるらしい。

解像度も今にして思えば低めだし、輪郭のぼやけた音がする。

なんというか岬に立って海を見ているんだけど、細部までは見ていないみたいなイメージかな。

他の人がどう感じるか知らんけど。

さて、TF10の次世代機を買おうと糞田舎の星のヨドバシに出かけ色々と視聴して回った。

自分と同じようなイヤホン遍歴の店員さんと1時間以上あーでもないこーでもないと話をした。

結論としてはTF10の後継はユニバーサルでは存在しないということだ。
じゃあTF10とは傾向の違うイヤホンを聞いてみようとなった。

Shure掛けできて、値段も手の届くSE846を聞いた時、モニターライクだけど解像度高くて結構いいなと素直に感じた。

アニソンを聞くときに女性ボーカルの良さは曲の評価に直結したりするし。

というわけで色々考えてRose Br5 mk2になった。

TF10に比べると音場は狭いしドンシャリサウンドでもないが、繊細できれいな音がなる。

線の細い音だ。

ボーカルが遠く聞こえるTF10とは対象的に近くで聞こえるのも印象的で良い。

つまり、対照的なイヤホンだ。


結局好きな曲がよく聞こえるイヤホンを買うのがいいんだ。

色々悩んで買ったイヤホンは満足感が違う。

2018年5月17日木曜日

進撃戦におけるT95E6の可能性について

残念ながらというのが適切なのかどうかは分からないが、就職をしてしまって恒常的にWoTができなくなってから一月ほどたった。

その間にT95E6や121B、M60といったクランウォーズ報酬車両の性能調整がされた。

各車種の詳細な変更はWiki等で調べてもらうとして、今回はT95E6という戦車が進撃戦でアリなのかどうかを検討する。来るCWEでも報酬車両としてラインナップされているようなので、参考になれば幸いだ。

まず、これまでのT95E6はどうなんだったんだという話をしておく。

一言でいうなら、弱い戦車だった。

細かく見ていくと、MTにしては大火力である120mm砲を有し、340HEATを撃つことができた。また、俯角もアメリカ戦車らしく地形を上手に使えば全く使えない戦車ではなかった。

しかし、T110E5のそれよりも更に脆くなった機銃塔と絶妙に信頼できない砲塔装甲、そして、MTとしては劣悪な機動力により使う場所が限定されていた。

集団戦での利用価値は全く無いというのが正直なところであった。


今回の性能調整により、DPMがTier10MTの中でトップタイ(同率はAMX30B)となり、機動力はエンジン出力の向上により快速HTを追い越す程度には速くなった。

防御力に関しては機銃塔はそのままであるが、砲塔装甲は若干の堅牢さを持つようになった。

これによりダメージディーラーになりうるのでは?ということが今回の記事の主題である。

結論から先にいうと、アリであるように思う。

DPMがトップであるAMX30Bと比較すると

機動力や隠蔽→AMX30B
火力→T95E6

となる。

AMX30Bは貫通力がHEATで300mmしかなく、集団戦におけるダメージディーラーとしては貫通力が不足している。APCRも冗談のような弾速の遅さであるので、実用的ではない。

Tier9AMX30がこのゲームで最も得意かつ好きな自分が贔屓目にみても残念ながらナシだろう。
貫通が300mmということは乱戦時や完全に絞りきっていない状態での貫通率を大幅にさげる。5Aの車体を狙っても確率で弾かれる場合があるくらいには弱い。リアルラックのある人間なら気にならないかもしれない。

その点T95E6は340mmのHEATがあり、MausやType5、IS-7などの重装甲組も安定するし、907のタレットも安定して貫徹可能だ。

ダメージディーラーとしては十分だろう。

しかし、最も有用なMTになるかというとそれはないはずだ。

やはり集団戦でのObj907の安定感は群を抜いている。

ラッシュや集団での行動をさせたいなら95E6よりも確実に強い。

側面装甲や車高、機動力はラッシュでの乱戦において非常に強力だ。

ではT95E6の居場所はどこになるかといえば、113や5Aのような快速HTに混ぜることだろう。

113と5Aに弾を受けてもらい、DPMを吐くことが仕事に成るはずだ。

触れていなかったが、HPが2150になった。(2100だったかもしれない)

これはObj260と同様だ。つまり、HP自体は少ないHTと同等であり、最低限の弾受けはできる。

つまり、当てるタイミングで重戦車隊に混ぜ、フォーカス勝負になればDPMで勝てるだろう。それで勝てないならラッシュの判断が間違いだったのだ。

こう書いてみると非常に強そうだが、フォーカスを受けずにDPMを吐くことは非常に難しい。相手の練度が高ければ高いほど通用しないし、味方の練度にも依存する。

結局はアリだけど万人向けではないという身も蓋もない結論だ。進撃戦におけるStankのようなそんなポジションだろう。

使えれば強い。使えればね。