残念ながらというのが適切なのかどうかは分からないが、就職をしてしまって恒常的にWoTができなくなってから一月ほどたった。
その間にT95E6や121B、M60といったクランウォーズ報酬車両の性能調整がされた。
各車種の詳細な変更はWiki等で調べてもらうとして、今回はT95E6という戦車が進撃戦でアリなのかどうかを検討する。来るCWEでも報酬車両としてラインナップされているようなので、参考になれば幸いだ。
まず、これまでのT95E6はどうなんだったんだという話をしておく。
一言でいうなら、弱い戦車だった。
細かく見ていくと、MTにしては大火力である120mm砲を有し、340HEATを撃つことができた。また、俯角もアメリカ戦車らしく地形を上手に使えば全く使えない戦車ではなかった。
しかし、T110E5のそれよりも更に脆くなった機銃塔と絶妙に信頼できない砲塔装甲、そして、MTとしては劣悪な機動力により使う場所が限定されていた。
集団戦での利用価値は全く無いというのが正直なところであった。
今回の性能調整により、DPMがTier10MTの中でトップタイ(同率はAMX30B)となり、機動力はエンジン出力の向上により快速HTを追い越す程度には速くなった。
防御力に関しては機銃塔はそのままであるが、砲塔装甲は若干の堅牢さを持つようになった。
これによりダメージディーラーになりうるのでは?ということが今回の記事の主題である。
結論から先にいうと、アリであるように思う。
DPMがトップであるAMX30Bと比較すると
機動力や隠蔽→AMX30B
火力→T95E6
となる。
AMX30Bは貫通力がHEATで300mmしかなく、集団戦におけるダメージディーラーとしては貫通力が不足している。APCRも冗談のような弾速の遅さであるので、実用的ではない。
Tier9AMX30がこのゲームで最も得意かつ好きな自分が贔屓目にみても残念ながらナシだろう。
貫通が300mmということは乱戦時や完全に絞りきっていない状態での貫通率を大幅にさげる。5Aの車体を狙っても確率で弾かれる場合があるくらいには弱い。リアルラックのある人間なら気にならないかもしれない。
その点T95E6は340mmのHEATがあり、MausやType5、IS-7などの重装甲組も安定するし、907のタレットも安定して貫徹可能だ。
ダメージディーラーとしては十分だろう。
しかし、最も有用なMTになるかというとそれはないはずだ。
やはり集団戦でのObj907の安定感は群を抜いている。
ラッシュや集団での行動をさせたいなら95E6よりも確実に強い。
側面装甲や車高、機動力はラッシュでの乱戦において非常に強力だ。
ではT95E6の居場所はどこになるかといえば、113や5Aのような快速HTに混ぜることだろう。
113と5Aに弾を受けてもらい、DPMを吐くことが仕事に成るはずだ。
触れていなかったが、HPが2150になった。(2100だったかもしれない)
これはObj260と同様だ。つまり、HP自体は少ないHTと同等であり、最低限の弾受けはできる。
つまり、当てるタイミングで重戦車隊に混ぜ、フォーカス勝負になればDPMで勝てるだろう。それで勝てないならラッシュの判断が間違いだったのだ。
こう書いてみると非常に強そうだが、フォーカスを受けずにDPMを吐くことは非常に難しい。相手の練度が高ければ高いほど通用しないし、味方の練度にも依存する。
結局はアリだけど万人向けではないという身も蓋もない結論だ。進撃戦におけるStankのようなそんなポジションだろう。
使えれば強い。使えればね。
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