2016年12月22日木曜日

Wargamingはもう少しMODに対して気を使うべき

WoTのようなPVPのゲームで、MODが導入できるとなればまあ揉めます。

こんな機能がついているのはダメと決まると、それを少し不便にしたMODがじゃあこれはどうなんだとリリースされます。

この手の問題は基準を明確にしない限りはいたちごっこで、以前からその基準の不透明さ不明確さは指摘されてきたところです。

それでもあまり問題が表面化しなかったのは、BANという制裁の形をとらずにプレイヤーの良心に任せていたところが大きかったのかなと思います。(BAN者がいなかったわけではないが、本当に悪質なものに限った印象を受けた)

時たま禁止MODをいれたプレイ動画が上がって炎上していた気もします。

しかし、MODに対する制裁が先日のフェアプレイポリシーから、より正確に厳格に運用されるようになりました。

以前はOKだったMODがいきなり禁止MODになり戸惑っているプレイヤーが散見され、知らずに使っていたプレイヤーが7日間BANされていたりもしました。



今回の記事で私が言いたいのは、WGはMODに関してもう少し気を使うべきだという話です。

MODは様々な拡張性を付与する一方で、限りなくチートのようなふるまいをするものもあります。

禁止MODを羅列するブラックリスト制では管理が追い付かなくなるし、使ってもいいMODを羅列するホワイトリスト制では、審査の手続きや新規参入が妨げられたりとMODDERの自由意志を著しく損ねると思われるため現状のシステムが妥協案としてあるのも納得しています。

ですから、抽象的な基準(MODを入れていると入れていないユーザーに対して著しく有利である)を決めておいて、グレーなものをその基準に補う形で分けていけばいいと思います。

そして、これがいまのフェアプレイポリシーとフェアプレイポリシーFAQの関係性だと思われます。





私がなんでこんなことを急に言い始めたのかというと、ちょっとトラブルがあったからです。

詳細はまあどうでもいいっちゃいいんで省きます。

まあことの発端としては、以前は禁止であったMODが解禁されていたということです。

ASIAサーバーではNAサーバーの基準を基本的に準用する形で、禁止MODかそうでないかを区別していたようです。(サーバーの中でフォーラム活動により決まっていないことは、この際目をつむります)

まあそれはいいんですが、とりあえず昔禁止だったものが解禁されたと。

これは結構なニュースで、少なくとも古くからプレイしていたユーザは告知がない限りは禁止MODだと思うわけです。

告知がない限りね?

古くからのユーザがそのMODを本当はいれたいのに入れることができないという消極的な損害もありますし、入れているユーザが禁止MODを使っているぞとたたかれてしまう危険性(積極的損害)があるわけです。

そして、今回は後者に近しいことがあったと。

この手の炎上案件はいかに後から正しい情報がついてきたとしても、その損害を回復するに足りないことがほとんどです。

原因として、今回の公式HPにはフェアプレイポリシーへのリンクはあったものの、それを補うものであろうFAQは自力で探すほかなく、告知としては不足だったように思います。





そして、私自身は最も大きな問題ととらえているのですが、

以前は禁止だったものが、今回の改訂により解禁されたというのは事実かと公式に問い合わせたところいまだに禁止であると返事が返ってきたことです。

再度問い合わせてみたら、誤りであったと訂正されましたが、BANだったりなんだりと管理している公式とそのサポートがMODに関してそのような甘い認識であってどうすると呆れました。

公式がそのような認識でいるのに、ユーザーが正しい認識を持てるはずがありません。

しかも、フェアプレイポリシーが改訂されたばかりのこのデリケートな期間に、です。








さすがにWGはもう少しMODに関して気を使うべきという話です。



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